[Edit]
[レビュー2004年09月20日に発表された 

世にも奇妙な物語 2004 秋の特別編

Yonimo Kimyouna Monogatari: 2004 Autumn

恐怖・奇跡・驚愕...禁断の扉の向こうにあるのは!?

マンネリ化を防ぐためか、意図的にどんでん返しを狙っているような印象を受ける。どんでん返しが強すぎると振り落とされ、弱いと飽きられる。難しいところだ。シリーズ全体で見ると、どんでん返しのショック系より、ストレートに感動させる系が主流を占めていく。難しいところだ。

不幸せをあなたに

[あらすじ] ふと目にした不幸せ斡旋所に足を踏み入れたOL。そこは不幸せを斡旋してもらうことで、幸福を得る店だった。興味本位で試してみると、期待以上の効果があった。
[原作]近藤史恵「不幸せをどうぞ」

[感想] ラストはいささか安直。國村隼の茶目っ気ある演技がよかった。幸福のためなら不幸にも笑って堪えられる。それは有意義な教訓かもしれない。

空白の人

[あらすじ] 目が覚めると部屋の様子がおかしい。誰かが侵入したのだろうか? 記憶が抜け落ちている。異変におびえる主人公。しかし友だちは精神分析を勧める。

[感想] どんでん返しが強くて、振り落とされてしまった。よく見直すと、おもしろかった。

地獄は満員

[あらすじ] ヤクザの組長がチンピラに刺されたが、なぜか生き返った。地獄が満員になって、悪人は死ななくなったのだ。

[感想] 真っ赤なシャツを着こなす津川雅彦がかっこいい。これほど清々しいエピソードも久しぶりだ。

過去からの日記

[あらすじ] 主人公は小説家だが、デビュー作以降、新作を書けずにいる。ある日、古本屋に並んでいた自分の著書を買ったら、日記帳が挟まっていた。その日記は、3年前の過去につながっていた。

[感想] 美談すぎて萎える。逆に少女が3年後の未来にいて、「新作が書けますよ」って励まされても困るだろうに。がんばれと言う方は気楽だ。

あけてくれ

[あらすじ] 主人公は若い娘。友だちと彼氏の車で別荘に向かう途中で寝てしまう。目が覚めると、2人が真っ青な顔でのぞき込んでいる。あとから別荘に来るはずだった彼氏が事故で亡くなったと言うのだ。そのとき、別荘の戸を叩く音がした。
[原作]松山ひろし「あけてくれ」

[感想] 彼女と彼氏の会話をねちっこく、不気味に描いてほしかった。

Share

Next