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[レビュー2005年06月25日に発表された 

楳図かずお恐怖劇場 ねがい

Kazuo Umezu's Horror Theater: THE WISH

単なるホラーを越えた魅力

あらすじ

孤独な小学生ヒトシは、廃材を組み立てた人形を「モクメ」と名付け、友だちになってくれるよう願いを込めた。ところが学校で友達ができたため、モクメは邪魔になる。ヒトシはモクメを捨てるが、なぜか部屋にもどってきてしまう。そしてヒトシの友だちに危害を加えはじめた。

原作をうまくふくらませている。現象だけ見ればオーソドックスな怪物ホラーなんだけど、原因を少年の純粋な「ねがい」にしたは素晴らしい。少年は、怪物を滅ぶと同時に大切なものを失ってしまう。切ないラストだった。
広角レンズと傾いたアングルで、広い社会と小さな子どもを対比させる演出もよい。本当にシンプルなストーリーなのに、おもしろかった。

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