世にも奇妙な物語 1998 春の特別編 Yonimo Kimyouna Monogatari: 1998 Spring
1998年 日本ドラマ 3ツ星 #世にも奇妙な物語あなた、油断してましたね奇妙な世界はまだ続いているのです...
今回は原作なしのエピソードが5本でした。
サムライ化する男 (香取慎吾)
[あらすじ] 坂本はいい加減なサラリーマン。ある日、空から不思議な光を浴びて、急にサムライらしくなってしまう。
[感想] 130年後の日本に失望するなら、明治維新をする意義が薄らぐため、ちぐはぐな印象を受ける。これがシミュレーターの仮想現実なら、タイムスリップした坂本龍馬でよかったと思う。
トラウマ (稲森いずみ)
[あらすじ] 主人公は、あることがキッカケで人の顔が識別できなくなった。その原因を探るため、精神科医のカウンセラーを受けるのだが...
[感想] ややこしいわりに、おもしろさがない。顔が見えないまま結婚できちゃう神経も共感しづらい。顔が見えないことで、どんな不便があるんだろう。別人と間違うことはないのだろうか。
くしゃみ (西村雅彦)
[あらすじ] 主人公は中年サラリーマン。暴漢に襲われたとき、くしゃみでテレポートする能力があることに気づく。困ったことがあると、主人公はテレポートで切り抜けていく。
[感想] 西村雅彦の語りとテンポのよさで押し切っている。
5分後の女 (安田成美)
[あらすじ] もう1人、自分と同じ道を歩む女性がいるらしい。彼女は自分より5分先を歩いているため、いつも出遅れてしまう。
[感想] リアリティはないが、雰囲気がよかった。ラストはやや野暮ったい感じ。最後まで5分差にこだわってほしかった。
そして、くりかえす (内村光良)
[あらすじ] 彼女との別れや会社の倒産など、さんざんな目に遭った主人公。「明日なんか来なければいいのに」とつぶやき、家路につく。目が覚めると、昨日と同じ一日が繰り返されていた。
[感想] なんじゃそりゃ! と落胆した。米米クラブの歌で盛り上げようとしても駄目だ。よくあるネタなのだから、ちゃんと調理してほしい。
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