ゲームの達人 Master of the Game

1984年 外国映画 4ツ星 家族 推理

さすがシドニー・シェルダン!

スケールの大きさ、展開の大胆さに圧倒される。最初から最後まで、興奮しっぱなしだった。

オープニングで老女となったケイト・ブラックウェルの存在感がすさまじい。もはや妖怪の域だな。血族がすべてにおいて優先するという彼女の哲学は、子どものころはピンとこなかったけど、今はなんとなくわかる気がする。ただまぁ、当人の主体性さえ無視して駒のように操作する気にはなれないけどね。

こういう世代を超えるドラマを見たのは、たぶん本作が最初だったと思う。
類似する作品に接するとき、私にとっては本作が1つの指標になるだろうな。

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