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[レビュー2008年12月28日に発表された 

こわれかけのオルゴール

Kowarekake no Orgel

もっと夢のある話を

かわいいけど、物語には抵抗がある。ふらわーを捨て猫に置き換えれば、主人公が寂しさを紛らわすために飼っていることがわかる。ペットを飼うことが悪いわけではないが、その外見が幼女で、しかも家事をさせるとなると、隷属に近い。無邪気に、純粋に慕ってくれて、不器用だけど一生懸命に働く。見ていて、痛々しくなる。

これだけ人間そっくりなロボットが廃棄される社会も疑問。ほかのロボットより格段に表情豊かなのは、なぜだろう? 研究所から逃走した試作機なのか、主人公にだけそう見えているのか?
美幼女といっしょに暮らしたい──。倫理的な問題を回避するため、ロボットにする。育っちゃうと困るので、壊れた。なんか、美味しいところだけつまんでいるような気がする。
本作はSFではないので、そのへんの設定やドラマをつつくのは野暮かもしれない。

同人アニメとしては、めちゃめちゃクオリティが高い。しかしこの内容なら、そのへんのメーカーが作ってもおかしくない。同人ならではの、エッジのきいた物語を見たかった。

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