レビュー  1998年08月05日  に発表された 

太陽の背信 / ウルトラセブン誕生30周年記念3部作 (3/3)
Ultra Seven 30th Anniversary Memorial Trilogy (1998) #3 Betrayal of the Sun

4ツ星

「心の侵略」ってなんだ?

あらすじ

 へんぴな村で金塊が発見され、大騒ぎになった。ウルトラ警備隊が調査を開始するが、村人の様子がおかしい。事件の背後には、バンデラス太陽系からやってきた自我をもつ太陽──「太陽獣バンデラス」が存在した。
 寿命を迎えつつあったバンデラスは、ふたたび燃え上がるエネルギーを求めていた。地球人の負の感情(マイナスエネルギー)を吸収すれば、バンデラス太陽系の生物と文明は守られる。地球人も争いのない、平和な種族になれる。双方にとって悪くない取引だと、バンデラスは提案する。
 しかし地球防衛軍は提案を拒否、ゲートの破壊が決まった。サトミ隊員は反発するが、地球人の良心が部外者に影響されることが正しいとも思えず、葛藤する。そこへ現れたウルトラセブンは驚愕の事実を伝えた。

『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』の3作目にして、傑作エピソード。

「地球は宇宙一、汚れた星だ」
「きみたちの欲望で、私をもう一度、燃やしてくれ!」

バンデラスの態度は悪いが、心情は理解できる。むしろ数千億の生命を無視し、「心の侵略」と位置づけるのは無理がある。しかも、正体を隠した宇宙人(ウルトラセブン)が干渉するのもフェアじゃない。むしろダンは地球人の葛藤をのぞくため、ウソをついたように見える。

これだけでも十分満足だが、ラストにスペシャルイベントが待っていた。数万年を生きる友人との再会。身体が震えるほど感動した。平成ウルトラセブン。よくぞ作ってくれた。ありがとう。


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太陽の背信 / ウルトラセブン誕生30周年記念3部作 (3/3)