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[レビュー1997年05月24日に発表された 

KOKKURI こっくりさん

KOKKURI

ガールズラブ+こっくりさん=アンニュイ

90年代の映画に出てくる女性には、奇妙なエロティシズムを感じる。造形的には現代の若い娘の方が優れているのに、画像の古さがそう見せるのか、単に私と同世代だからそう感じるだけなのか。
とまぁ、叙情的なことを述べてしまったが、映画の評価は高くない。はっきり言って、意味がわからない。こっくりさんの効果はあったのか? 二重人格になったり、霊に取り憑かれているというが、単に精神を病んでいるだけじゃないのか? そもそも殺人はあったのか?
期待に反して「こっくりさん」は小道具に過ぎず、映画の本題は生きることにシラけた少女たちの、寄る辺ない姿を描くことだった。それはそれで興味深いが、状況が特殊すぎて共感できない。なにもかも中途半端だ。

「こっくりさん」という言葉に釣られてしまったが、退屈な映画だった。2012年にも同じく「こっくりさん」という映画が上映されるが、本作とは関係ない。退屈な映画であることは同じだった。


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