魔人ハンター ミツルギ (全12話) DEMON HUNTER MITSURUGI

1973年 特撮 3ツ星 チャンバラ 人形 怪獣 時代劇 超能力

テッテーテキに意欲作

ミツルギ三兄弟は未来戦士、あるいは宇宙人だと言ってくれれば、どれほど納得できただろう? しかしミツルギ三兄弟のポップな出で立ちは、この作品の個性の一部にすぎない。魔法か超能力にしか見えない「忍法」、折れても足がはえてくっつく小刀、忍者だからどんな状況からも脱出可能。無敵すぎだよ。
一方、サソリ軍団は怖かった。包帯を巻いたサソリ忍者も不気味だが、やはり僧衣をまとった骸骨・魔人サソリには叶わない。回を重ねるごとにテンションが高まり、カメラに顔を近づけてくるから、トラウマになりそうだった。

そして巨大神ミツルギが出現すると、世界観が一変する。あからさまに人形だけど、スケール感が吹っ飛ぶので見入ってしまう。宇宙怪獣は奇天烈な造形だけど、目玉が大きく、とってもキュート。惜しむらくは、短剣ミサイル(火炎弾)に決め技のカタルシスがなかったこと。最後に爆発があれば、もうちょい話数を延ばせたと思う。

ミツルギ召還のかけ声は「地・人・愛」だと思っていたが、「智・仁・愛」だった。それはそうと、あの小刀はどうやって回してるんだろう? いろいろ不可解だ。

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