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[レビュー1981年10月14日に発表された 

うる星やつら (195回+SP・全218話) Urusei Yatsura / Lam, the Invader Girl

ラムちゃんはぼくらの青春だった

当時は知らなかったけど、途中でチーフディレクターを含む制作スタッフほぼ全員が入れ替わったいたのね。私は押井守のファンなので、当然、前半が好き。難解なギャグも多かったが、あの不条理な世界観に魅せられた。アニメのあとで原作漫画も読んだけど、好き放題に改ざんしていることがわかって痛快だった。もちろん原作も好きなので、おもしろさは2倍以上になった。

しかし後半は話のテンポが悪くなり、ゆっくり熱が冷めていく。『リメンバー・マイ・ラブ』の上映あたりが限界かな。一方でアニメグッズはどんどん氾濫していった。心の熱が冷めていくのに、キャラ絵の魅力が増していくのは奇妙な感覚だった。
好きなエピソードを挙げておこう。

第94話 『しのぶのシンデレラストーリー』
突然挿入されたシリアスサスペンス。ふつうの女の子しのぶに惚れた。
第98話 『そして誰もいなくなったっちゃ!?』
これまたシリアスサスペンス。こういう不意打ちがたまらなく好きだった。
第107回 『恐怖!トロロが攻めてくる!!』
わけのわからんホラー展開。わけのわからん怖さがあった。
第122話 『必殺!立ち食いウォーズ!!』
立ち食いのプロが登場。意味不明だけど、奥の深い世界に興奮する。
第128話 『スクランブル! ラムを奪回せよ!!』
メガネスーツをはじめ、男たちの決意がかっこいい。

あと主題歌はどれもよかったね。今でも聴いてるよ。全218話で平均すればふつうだが、おもしろいエピソードだけに注目して、5ツ星とする。

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