レビュー  1975年04月04日  に発表された 

勇者ライディーン (全50話)
Brave Raideen | Raideen The Brave

4ツ星

戦う「怖さ」を教えてくれたロボットアニメ

あらすじ

1万2千年の眠りから目覚めた妖魔帝国が侵略を開始した。妖魔獣、化石獣の猛攻に人類は為す術もない。そのとき、15歳の少年・ひびき洸はなぞの声に導かれ、巨大ロボット・ライディーンと融合(フェードイン)する。
ライディーンは古代ムー帝国が妖魔帝国に対抗するために開発したロボットである。ムー帝国王家の血をひく洸の念動力で、ライディーンが目覚めた。

『勇者ライディーン』には多くの特徴があったが、とりわけ覚えているのは「怖さ」だ。町が蹂躙されたり、操縦者が苦しむ描写はマジンガーZにもあったが、ライディーンのそれは格段にリアルだった。もちろん、子ども向けロボットアニメだから、ぬるいところはぬるい。しかしマヌケな敵を気合で蹴散らせるほど甘くない。ライディーンは強いが、無敵ではないのだ。
たとえばシャーキンはライディーンの評価をおとしめ、生身のひびき洸を痛めつけたりする。ラスボス(バラオ)を倒すにも全力では足りず、母のいのちが代償となった。結果的に死んでしまうのではなく、仲間たちも父親も納得づくで死地に送ったのだ。悲劇の連続である。

本放送時、私は4歳。ライディーンの革新性を理解するには経験が足りなかった。数十年後に見直すと、まぁ、稚拙な描写は多かったけど、基本となる世界観やストーリーの素晴らしさは色褪せない。ライディーンのデザインについては語るまでもないだろう。
いい時期にいい番組を見られたと思うよ。

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勇者ライディーン (全50話)