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[レビュー1984年06月23日に発表された 

逆噴射家族

The Crazy Family

狂気の内面ではなく、外見のバイオレンスを描くとは

おもしろかった。「おまえたちはみんな狂ってる!」と宣言するお父さんがいちばん狂ってる。お父さんは、いつから狂っていたのだろう? ゆるやかな過程はすっ飛ばし、些細なキッカケと過剰な反応だけを映像化する。暴走っぷりが役者の個性に合っていて笑える。グラマーと言えない工藤夕貴に萌える。

いま見ると映像の古さは否めない。
いや、上映された当時も安っぽかった。家の中と舞台が制限されているわりに、映像の過激さが弱い。低予算映画なんだろうかね?

崩壊までは予定調和だが、その先のシーンが意味不明。完全に現実逃避しちゃったのかな? あるいは、もっと以前から現実が見えてなかったのか?
掘り下げれば、けっこう深い映画になったかもしれない。

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