レビュー  2000年10月06日  に発表された 

アリス イン ナイトメア (PC)
American McGee's Alice

3ツ星

雰囲気はいいけど、ゲームは駄目

あらすじ

不思議の国、鏡の国から帰ってきたアリスは平和に暮らしていたが、突然の火災で両親と姉を失ってしまう。ショックで心を閉ざしたアリスは、ラトレッジ精神病院の監獄のような病室で18歳に成長した。
ある日、いつも抱いていたウサギのぬいぐるみが突如しゃべりだし、助けを求めてきた。アリスがふたたび不思議の国に赴くと、そこはアリスの現実のように狂っていた。

なにを隠そう、私はアリス中毒者だ。ディズニーアニメで目覚め、和田誠さんの挿絵がついた本を何度も読んで、気が付くとアリスは私が好きな女の子の基本形になっていた。

そんな私にとって、本作の凶悪なアリスはハートに直撃した。ポリゴンの粗さも気にならないほど好きになった。オリジナルから掛け離れているのに、これぞ本質的なアリスと思ってしまった。作者に強く共感した。

しかしゲームは駄目だった。操作性の悪さで台無し。どのマップも歪んでいるので、まっすぐ歩けない。曲がりたいところで曲がれない。どうでもいいところを何度も繰り返して、うんざりした。

「不思議の国のアリス」にストーリーを求めるのもおかしな話だが、成長し、狂ったからこそ、整合性のとれたストーリーがほしかった。

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アリス イン ナイトメア (PC)