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[レビュー1996年12月01日に発表された 

ストリートファイターEX (AC)

Street Fighter EX

3Dの新しい使い方

ストリートファイターシリーズ初の3D作品。といっても操作法や戦術は従来シリーズを継承しており、すんなりプレイできた。『バーチャファイター』(1993)のような革新性はないが、それでよかった。対戦型格闘に奥行きの概念は不要なのだ。

すぐ遊べたけど、違和感がなかったわけじゃない。ポリゴンキャラは見た目だけでなく動きもカクカクだし、当たり判定もわかりにくかった。なにより必殺技やスーパーコンボをつなげられるので、ハメ技が横行した。しかし当時、ハメ技で初心者をいたぶって喜ぶ人も減っており、EXで対戦する人は少なかった。なので私も1人プレイをゆっくり楽しめた。まぁ、対戦しない分インカムも悪かったのか、ゲーセンのメインストリームにはなれなかった。

当時、『ヴァンパイア』(1994)や『ストリートファイターZERO』(1995)などで高水準のグラフィックに慣れてしまったため、ほかのゲームが見劣りするようになっていた。ポリゴンキャラを使えば、なるほどグラフィック作成の負担は減るだろうが、センスも省くことはできない。EXのキャラクターは個性的だけど、あんまり好きになれなかった。
まぁ、『ストリートファイターIII』(1997)のキャラも好きになれなかったから、ポリゴンが悪いわけじゃないけどね。


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