BLOOD THE LAST VAMPIRE 上巻 (PS2) BLOOD THE LAST VAMPIRE 1

2000年 ゲーム 2ツ星 ゲーム:ADV モンスター:吸血鬼

アニメ鑑賞中はゲームができず、ゲームプレイ中はアニメが目に入らない

『やるドラシリーズ』の1本。絵のクオリティは放送されるアニメほど高くはないが、ゲームとしては十分。フルボイスもうれしい。
しかしゲームの難易度は高い。用意された選択肢をたどっても死ぬだけ。クリアには特定の場面でボタンを押すことで新たな分岐を作る「ブラッド・サーチ・システム」が不可欠だが、これが難しい。そのくせ繰り返しチャレンジしにくい。攻略情報なしに全エンディングを見るのは不可能に近い。

ストーリーは悪くはないが、よくもない。闇の王の声はいいけど、正体は残念なやつだった。灯子も瑠璃亜も好みじゃない。お父さんは不気味すぎ。すてきなのはお母さんだけ。謎が明かされていく展開はいいが、ゲームで繰り返し見てるから、かなり混乱した。
「世界に意味などないんだ」
お父さんのセリフがショックだった。このゲームのことですか?

そして高い、高すぎる。上下巻1万4千円を、定価で買ってしまった。だから収録トラックはすべて見たいが、BSSが邪魔をする。何度も何度も同じシーンを見せられる。うんざり。アニメに力を入れたなら、ゲームはもっと単純でよかったのに。

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