レビュー  2003年06月30日  に発表された 

キカイダー01 THE ANIMATION (全4話)
Kikaider-01: The Animation

3ツ星

もっと大胆に組み替えてもよかったのでは...

なまじ原作を知っているので、混乱してしまった。状況説明が決定的に不足してるし、要素の刈り込みも半端だ。敵をギル単独にするなら、ハカイダー4人衆やダブルオーもいらなかったような。風天和尚も不可解すぎる。
4話しかないのに、中だるみを感じるのは、ジローに目的意識がないせいだろう。まぁ、それがジローの個性ではあるが、ジローは自分をどう認識しているんだろう? 機械の内面に踏み込んだ前半(人造人間キカイダー THE ANIMATION)に比べ、びっくりするほど薄っぺらい。

薄っぺらいのはギルも同じ。ロボットを卑下するわりに、人間社会も憎んでいる。そうかと思えば、部下を殺されて激高したり。アキラはどうやって生まれてきたんだ?
アーマゲドンゴッドが暴れ回っても、町の人の悲鳴や怨嗟は聞こえてこない。人間の息づかいが感じられない。ジローたちはなにを守っているんだろう?

原作マンガでは衝撃的だったラストも、なんだか唐突で、奇妙な感じがした。ジローにとってギルは障害でしかなく、兄弟を犠牲にしてまで殺す必要があったのか? 「殺したいけど、良心回路で禁じられている」とか、「それがミツコさんや人類のため」といった描写があれば納得できたんだけど。

01や00の登場を求めていて、かつ4話で完結しなければならないとしたら、これ以上の改変は無理かもしれない。惜しいとは思うが、よくやったとも思う。

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キカイダー01 THE ANIMATION (全4話)