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[レビュー2001年03月01日に発表された 

Z.O.E. ZONE OF THE ENDERS (PS2)

ZONE OF THE ENDERS

終着駅のないジュブナイル

あらすじ

22世紀、人類はメタトロンというエネルギーを得て、その版図を太陽系全域に広げていた。しかし地球の人々は火星以遠に住む者を「エンダー(田舎者の意)」と呼び、蔑んだ。地球の支配に耐えかねた火星の人々は、軍事組織バフラムを結成。人型兵器オービタルフレームを開発して、地球軍の物量に抵抗した。
2172年。地球軍が支配する木星のコロニー「アンティリア」をバフラム軍が強襲、開発中のオービタルフレーム2機のうち1機(アヌビス)を強奪する。残る1機(ジェフティ)はレオという少年が乗り込むこととなる。レオは生き残るため、望まぬ戦闘に巻き込まれていった。

ストーリーが短い。なのに中途半端。ジェフティ運搬の依頼者は? アーマーン計画とは? アヌビスってなんだ? レオとADAの関係はどうなる? すべて宙ぶらりん。これって物語の導入部じゃないか。『ANUBIS』という続編はあるけど、ストーリーに連続性はない。制作サイドにどんな事情があったか知らないが、投げっぱなしだよ。

コロニーの構造物や犠牲者を出すと、ADAやセルヴィスの反応が変わるところがおもしろい。ADAに「満足ですか?」と問われたときは、どきりとした。ゲームであり、そうする可能性がある以上、そこを訪れる人がいるわけで、そこもきちっとケアする。小島監督はいい仕事をしている。


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