[Edit]
[レビュー1995年12月30日に発表された 

セブン

Seven

残酷シーンは手段であって、目的じゃない

カメラワークや演出は素晴らしい。
目を背けたくなるような残酷シーンの連続だが、目が離せなかったことは事実だ。

しかし、ラストで気分が悪くなった。
犯人には、あれだけの猟奇殺人を行うだけの「理由」があると思っていた。いや、理由はあるかもしれないが、理解も共感もできない。つまり、犯人はただ狂っていたとしか言いようがない。
狂った男によって、なんの落ち度もない人間が切り裂かれた。
そう思うと、やりきれない気持ちになる。

残酷シーンがあるのはいい。
しかし、残酷シーンを観たいわけじゃないのだ。

Share

Next