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[レビュー1998年12月30日に発表された 

影牢 ~刻命館 真章~ (PS)

Kagero -kokumeikan sinsho-

こってり濃い口のネタを、あっさり薄味で調理してある傑作

「善良な村人を次々に罠にはめて殺すゲーム」と紹介されたときは、正直、くだらないと思っていた。べつに良識を振りかざすつもりはないが、いわゆる「有害ゲーム」がおもしろかった試しもない。ネタとしてやってみるかと起動したら、おもしろかった。人間味の乏しい主人公、浅はかな侵入者たち、残酷なトラップ、滑稽なリアクション......。さまざまな具材がよいハーモニーを醸し出している。うまうま。

ポイントは薄味。ストーリーやキャラ設定が濃かったら鼻についたと思う。逆にストーリー性が皆無だったら、悪趣味なゲームで終わっていただろう。このあたり、いいセンスでまとめられている。

グラフィックは粗いし、操作性もよろしくないが、けっこう人に勧めたくなるゲームである。

テクモ
零シリーズ
妄想リメイク
刻命館シリーズ
ほか

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