大魔獣激闘 鋼の鬼 Demon of Steel: Battle of the Great Demon Beasts

1987年 アニメ 2ツ星 ロボット

ある程度は先が読めないとつらい

ホラーテイストの切り口はいいのだが、60分一本勝負では尺が足りなすぎる。なんせラストは巨大怪獣が激突して雌雄を決することはわかっている(ポスターを見ればわかる)のだから、どうやってそこに至るか、その道筋が見えないと不安になる。
親友ハルカの身になにが起こったのか? 3年前の実験で見つけたモノは? ガルン所長の思惑は? いろんな要素が消化不良のまま、巨大怪獣が押し流してしまった感じ。大味だ。

恩田キャラは美しかった。ノースリーブのリーズは美人だった。大した活躍もなく死んでしまったのは惜しい。とにもかくにも尺が足りない。

主人公が使う、ごっつい携帯電話(情報端末)が印象的だった。当時は、これほどコンパクトな携帯電話を想像できなかったんだろうな。

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