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[レビュー1994年08月21日に発表された 

グラップラー刃牙 OVA

「当たらないねえバキくん」

『グラップラー刃牙』(1991年-)の連載開始から3年後に制作されたOVA。連載では幼年期の終盤あたり。私が鑑賞したのは2018年だから24年前。ちょうど『刃牙道』シリーズが相撲の話をして終わったところだから、久しぶりに感じる連載初期のむっちりした密度が心地よい。

OVAで描かれるのは対末堂と対鎬昂昇の2戦だけ。削られたものは多いが、鎬が刃牙にエールを送って終わるところはうまい。ちょこっとではあるが、松本絹代&梢江母娘の出番があったのもうれしい。いいじゃない。「ほう炭酸抜きコーラですか...たいしたものですね」がないのは物足りないが、1994年はまだ注目されてなかったか。

そしてやっぱり塩沢兼人さんの演じる鎬昂昇がたまらない。ねちっこい美形。『北斗の拳』のレイと似て非なる艶に聞き惚れる。1994年はずいぶん遠くに行ってしまったなぁ。

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