ウルトラマンG ゴーデスの逆襲 Ultraman: Towards the Future

1990年 特撮 2ツ星 #ウルトラシリーズ

文化の違いを感じさせるウルトラマン

新作が出るたび、新たな要素を加えていったウルトラマン。今さら「従来のウルトラマンとちがう」と文句を言っても始まらないのだが、それにつけても変わったウルトラマンだった。

いちばん戸惑うのは怪獣。人間離れしたフォルムに、おぞましい顔立ち。怪獣と言うより巨大生物そのもの。日本の怪獣は倒すべき敵でありながら、どこか愛嬌があったことに気づかされる。
ウルトラマングレートの戦い方もおおざっぱというか、合理的というか。その目に人間が映っているのかどうかも怪しい。地球防衛チームUMAが警戒するのも無理ないね。
警戒と言えば、ジャック・シンドー。火星で行方不明になったのに、ふらりと地球に還ってきて、怪獣のことをぺらぺらしゃべる。どう考えても危険な存在だ。UMAは警戒を解くのが早すぎるよ。

プロットは秀逸。人類の知らないところで戦うウルトラマン。明確に定義されたラスボス。死んだ友人との再会。時間のかかる変身。ウルトラマンと人間体が別人格で、会話したり、意見が食い違うこともある...。おもしろくなりそうなんだけど、ならない。キャラクター同士の会話が噛み合わないせいだ。人間ドラマに感情移入できないので、怪獣退治がイベント消化になっている。

しかしまぁ、そうした「クセ」が楽しいと言えば楽しい。お約束がないと特撮はこんなに不自然なものになるんだね。

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