ドラゴンボール 神龍の謎 (FC) Dragon Power / Dragon Ball ShenLong No Nazo

1986年 ゲーム 2ツ星 アクション

生きているのがつらい

『ドラゴンボール』の最初のゲーム化。1986年と言えば私が15歳であり、原作漫画は連載2年目で、テレビアニメがはじまった年だ。当時は10年を越える長期連載になることも、ハイパーバトル漫画になることもわからなかった。

シンプルなアドベンチャーゲームで、原作ピラフ戦までの流れを追体験できる。そこから先はオリジナル展開で、なぜか宇宙に飛ぶ。もはやドラゴンボールらしさはないが、そんなところに目くじら立てる時代でもなかった。
ゲームの主人公は下積みを強いられるものだが、本作の悟空はやたら弱かった。戦闘だけでなく、移動でもHPを失うのは意味不明。生きていることがつらい。そんなゲームだった。

最後までクリアしたはずだが、おぼえていない。思い出せるのは、つらかったことだけだ。

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