レビュー  1982年05月15日  に発表された 

ザ・レイプ
The Rape

3ツ星

泣き寝入りのススメ?

鑑賞当時、私は中学生。えっちな映画と思って友だちと見たんだけど、そこにあったのはただの暴力だった。レイプは動物的で、官能的な興奮はない。つづく法廷論争は腹立たしいばかり。勝訴したものの、恋人にも捨てられた彼女はなにを得たのだろう?
失ったものが多すぎる。こんなに傷つくのなら、泣き寝入りした方がましではないか?

もし自分が女で、レイプされたら? あるいは恋人がレイプされたら?
映画に描かれた現実はあまりに無慈悲で、なんの望みも、解決策もない。しかし女性の権利について考えるきっかけにはなった。

しかし社会の変化は想像を超えて早く、私が大人になる頃は女性の権利がほぼ完全に保護されるようになっていた。むしろ男の方が弱くなり、安心して満員電車に乗れなくなるとは、このときは夢にも思わなかった。

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ザ・レイプ