忍風戦隊ハリケンジャー (全51回) Ninpuu Sentai Hurricaneger
2002年 特撮 4ツ星 #スーパー戦隊 忍者アイデア盛りだくさんの傑作シリーズ
2013年、ニコ生上映会で一気鑑賞する。11年前の作品になるが、おもしろかった。忍者といえば『カクレンジャー』、三人戦隊といえば『サンバルカン』だが、その上位に君臨する。これまでに見ていた『ゴーカイジャー』、『シュシュッと THE MOVIE』、『ハリケンVSガオ』、『アバレンVSハリケン』のピースが埋まった。
霞兄弟が転向することは予想できても、父親への失望がキッカケになるとは思わなかった。「勇者が勇者を倒すとき~」という言い回しにも、なにか隠された意味があると思い込んでいた。
父親は本当に駄目な男だった。駄目な男を尊敬すれば、矛盾も生じる。だから父親を捨てることで、一人前になる。すごく納得できるけど、子ども向け番組では驚きの展開だった。
そしてシュリケンジャーがいいね。英語交じりの変な口調は、忍者と相性がいい。素顔を見せず、さまざまな人に化けるのも楽しい。しかもシュリケンジャーゲストは戦隊シリーズのOBたち。サービスばっちり。
吼太に化けて妹を助けるとき、「クレイジーなこと言ってないで早く!」と言うところが笑った。口調で正体がばれる仕掛けが楽しい。戦隊シリーズでも屈指のお気に入りキャラになった。
ほかにも工夫がいっぱい。エピソードもキャラクターの魅力をうまく引き出している。気になったのは、「アレ」という呼称で引っ張ったことくらい。まぁ、「アレ」がなんであってもかまわないから、「アレ」で十分なんだけどさ。
最終回でハリケンジャーたちは卒業して、正規の任務につく。1年にわたるジャガンジャとの戦いは、未熟な学生による緊急対処でしかなかった。本当の戦いはこれからだ。それはそうと、現代の忍者はどんな仕事をするんだろう? わからないところが、なんとなくカッコイイ。
スーパー戦隊 | ||
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年 | 戦隊名 | 作品 |
1975 | 秘密戦隊ゴレンジャー | |
1977 | ジャッカー電撃隊 | |
1979 | バトルフィーバーJ | |
1980 | 電子戦隊デンジマン | |
1981 | 太陽戦隊サンバルカン | |
1982 | 大戦隊ゴーグルファイブ | |
1983 | 科学戦隊ダイナマン | |
1984 | 超電子バイオマン | |
1985 | 電撃戦隊チェンジマン | |
1986 | 超新星フラッシュマン | |
1987 | 光戦隊マスクマン | |
1988 | 超獣戦隊ライブマン | |
1989 | 高速戦隊ターボレンジャー | |
1990 | 地球戦隊ファイブマン | |
1991 | 鳥人戦隊ジェットマン | |
1992 | 恐竜戦隊ジュウレンジャー | |
1993 | 五星戦隊ダイレンジャー | |
1994 | 忍者戦隊カクレンジャー | |
1995 | 超力戦隊オーレンジャー | |
1996 | 激走戦隊カーレンジャー | |
1997 | 電磁戦隊メガレンジャー | |
1998 | 星獣戦隊ギンガマン | |
1999 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | |
2000 | 未来戦隊タイムレンジャー | |
2001 | 百獣戦隊ガオレンジャー | |
2002 | 忍風戦隊ハリケンジャー | |
2003 | 爆竜戦隊アバレンジャー | |
2004 | 特捜戦隊デカレンジャー | |
2005 | 魔法戦隊マジレンジャー | |
2006 | 轟轟戦隊ボウケンジャー | |
2007 | 獣拳戦隊ゲキレンジャー | |
2008 | 炎神戦隊ゴーオンジャー | |
2009 | 侍戦隊シンケンジャー | |
2010 | 天装戦隊ゴセイジャー | |
2011 | 海賊戦隊ゴーカイジャー | |
2011 | 非公認戦隊アキバレンジャー | |
2012 | 特命戦隊ゴーバスターズ | |
2013 | 獣電戦隊キョウリュウジャー | |
2014 | 烈車戦隊トッキュウジャー | |
2015 | 手裏剣戦隊ニンニンジャー | |
2016 | 動物戦隊ジュウオウジャー | |
2017 | 宇宙戦隊キュウレンジャー | |
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