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[レビュー2003年02月13日に発表された 

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS (PS2)

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS

「はいだらーッ!」

1作目は未プレイ。状況や用語に戸惑うものの、ロボットアニメの文脈で類推できた。というか、ほとんど既存作品からの引用じゃん。目新しいのはロボットデザインだけだ。
ストーリーはでたらめ。最終兵器の起動キーを兵器に内蔵するっておかしいだろ? 司令官が射殺した男を、そんな超兵器に接続するか? 一軍を率いる目的が「すべてを終わらせる完全な破壊」って、冗談でしょ? 個人の要望で戦争終結が約束されるってのも噴飯モノだ。
それでもかっこよく見えるのは、声優さんの力によるところが大きい。なんとか引っ張りあげられているが、中身の軽さはいかんともしがたい。

メカニックデザインは飛び抜けてよい。レベルアップをデバイスドライバ取得による機能解放としたり、プログラムの「着床」という言葉づかいにセンスが感じられる。人工知能エイダ(ADA)もよかった。状況説明がスムースだし、敵の名前がわかるのもうれしい。いささか人間味がありすぎる気もするが、前作で訓練されたのかもしれない。
アニメパートはわずかだが、テンポのいい会話で魅力的に仕上がっている。戦闘中のつぶやきは、もうちょいバリエーションがほしいところ。ケンの「独り言多いわよ」「耳元で怒鳴らないで」というツッコミに驚き、ニヤニヤした。

きわめて個人的な話だが、ケンやADAの指示で方向修正するパートが好き。これだけのゲームでもいいとさえ思った。


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