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[レビュー2003年12月10日に発表された 

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

Bayside Shakedown: Save the Rainbow Bridge!

じつはグロテスク

特殊部隊の間抜けさも、沖田管理官の横暴さも、室井警視正の抑圧も、恩田が撃たれたことも、織田裕二をかっこよく見せるための演出だ。青島刑事は上層部の意向で現場が使い捨てられることに憤慨するが、実際は織田裕二のためにすべてが使い捨てられている。織田裕二と警察上層部に、どれほどちがいがあるだろう? 考えてみると、グロテスクな話だ。

P2P型のテロリストに対し、ツリー型の警察が後手に回る図式はおもしろい。挽回するため、ツリー型を捨てない選択も好感がもてる。組織を正常化するためになにが必要か。けっこう重要なテーマだと思うが、これも、織田裕二をかっこよく見せるための道具なんだよな。
おもしろいとは思うんだけど、拍手をためらう作品である。

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