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[レビュー1986年04月23日に発表された 

ナビゲイター Flight of the Navigator

ストレートにおもしろい

あらすじ

 主人公は12歳の少年。1978年の森にいたが、気がつくと8年後の1986年だった。両親は白髪が目立ち、弟がオトナになっていた。時を同じくしてUFOが発見される。NASAの調査によって、少年は光の速さで宇宙を航行したこと、脳内に宇宙地図があることが判明する。

 レンタルビデオで見た作品。「妖怪と子どもが親しくなるが、大人たちに排斥され、子どもの手によって天に返っていく」という王道展開。『E.T.』の二番煎じと言えなくもないが、UFOで飛び回るシーンがたまらない。UFOは地球圏を飛び出すことも、大人たちに仕返しすることもないが、それゆえ爽快感だけ味わえる。

 2020年にふたたび鑑賞した。34年前のCGはしょぼいが、ストレートな展開と、UFOで飛び回る爽快感はよかった。もうちょい博士は賢く振る舞ってほしいとか、少年を逃がす女性職員の活躍が少ないとか、まぁ、気になる点もあったが、退屈することなく鑑賞できた。

 最初に見たときは、「ナビゲーター」という単語の意味も知らなかった。あとになって、ナビゲーターが行き先を決めることに疑問符が立った。カーナビの地図データだよね? このあたりの理由付けがチト弱いかな。

 それからラスト。8年後の世界ではモルモットにされるからと、少年は危険を承知でタイムスリップを選ぶ。小さなエイリアンが、夢でなかった証。なにか特別な能力を授かって欲しい気もするが、それは欲張りすぎか。

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