レビュー  1984年12月19日  に発表された 

ザ・リバー
The River

3ツ星

「大雨か干ばつか、生産過剰か... それまで待とう」

困窮にもめげず、けんめいに働く農家や労働者たち。彼らを使役し、搾取する資産家。ラストでもなにが解決したわけではなく、その場をしのいだだけ。リアルと言えばリアルだが、娯楽性は乏しい。旦那がスト破りとして非難されたり、奥さんがコンバインの修理で腕を挟むシーンは印象的だけど、物語への影響はまったくなく、ラストはかなり唐突に見える。
しかしまぁ、団結したプロレタリアが、堕落したブルジョアジーに怒りの鉄槌を食らわすような映画を見たいわけでもない。なんというか、気分が重くなってしまった。

弱者が孤立したら、本当に終わりだ。
それがこの映画の教訓だった。


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