暴走機関車 Runaway Train

1985年 外国映画 4ツ星 囚人

とにかくエンディングですよ!

ネタバレを禁じていないとはいえ、この映画の価値はエンディングに集約されているので、ストレートに語るしかない。
とにかくエンディングがすごい。
トラウマになるくらい、強烈なインパクトだ。

しかし冷静になって考えてみると、不条理な面も多い。
所長だって根っからの悪人とはいえないし、仮にそうだとしてもこれが勝利といえるのか? 所長も、こんな男に恨みを買ってかわいそうにと思うよ。

「男らしい」というより、「男くさい」。
粗野で、暴力的で、短絡思考。
あまりにも愚直で、あまりにもヒロイックなエンディング。
だけど、それがカッコイイから困るんだよねぇ。

ページ先頭へ