レビュー  1992年01月01日  に発表された 

アローン・イン・ザ・ダーク (1作目)(3DO)
Alone in the Dark

4ツ星

わけがわからない恐怖

3Dアドベンチャーゲームの始祖。ややこしいドラマ表現を避けて、シンプルなお化け屋敷探索ゲームにしたのは見事な判断だ。プレイヤーキャラクターが男性、女性ともにかっこよくないのもしぶい。さりげなくアイテムや突破口に気づかせるアングルも、よく考えられている。クトゥルフ神話の造形がないと物語の背景がさっぱり見えてこないが、まぁ、それは許容範囲内だろう。

問題は凶悪な難易度。即死トラップは覚えればいいが、突破できるかどうかはプレイヤー自身の発想力が試される。当時は攻略本もネットもなかったから、真剣に好きな人でなければクリアできないが、真剣に取り組めばクリアできる公平さがあった。傑作の傑作たるゆえんだ。
ちなみに私は友人のプレイを見てしまった(見せられた)ため、真剣さを試されていない。発売当時、私は23歳。真剣に取り組めば突破できたような気もするが、どうだろう。難しいかも。

ゲームの話に戻ろう。難易度は高いが、戦闘はあまり多くない。それよりモンスターの出現に驚かされる。派手な演出はなく、さらりとモンスターが近づいてくるのは本当に怖い。本能的にやっつけたくなる。まぁ、その反射的行動も罠に組み込まれているけどね。

最新技術でリメイクしてほしいが、このシンプルさと凶悪さのバランスを再現するのは不可能だろうな。



Steam: Alone in the Dark 1: Alone in the Dark Anthology


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