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[レビュー1994年01月04日に発表された 

スーパーストリートファイターIIX -Grand Master Challenge- (AC)

Super Street Fighter II X

対戦格闘の奥深さを学んだ傑作

強いヤツの強さが見えてしまい、ふたたび勝てなくなった。ビギナーズラックはつづかない。ゲームバランスが秀逸だからこそ、駆け引きがものをいう。

たとえば、スーパーコンボ。一発逆転技に見えるが、相手も人間なので、撃てば当たるわけじゃない。「スーパーコンボを当てようとする」のが初心者で、「スーパーコンボを当てようとする気持ちを利用する」のが中級者で、上級者は撃とうとする気配を読ませてスキを作る。さらに超上級者はテクニックも心理戦も越えた「個性」でぶつかり合っていた。勝てないのはゲームのせいではなく、己の未熟さゆえ。厳しいけど、おもしろいと思えるゲームだった。

余談だが、このころ流行したX68000のフリーウェア、『ストリートファイターXVI』も最高だった。


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