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[レビュー2003年10月04日に発表された 

プラネテス (全26話)

ΠΛΑΝΗΤΕΣ, PLANETES

「宇宙はおまえを愛してはくれないが、許してはくれる...」

使い捨てられた人工衛星、シャトルが切り離したタンク、ステーション建造時にでた廃棄物。宇宙に浮かぶたくさんのゴミ、スペースデブリは、実はとても危険な存在です。
2075年。これは宇宙のゴミが問題になった時代の物語。

つらかった。いまの自分に重なるところが多くて、胸が苦しくなった。若さだけではどうにもならない世の中で、調和を重んじて現状を受け入れるか、周囲に迷惑をかけても理想を追い求めるか? 登場人物たちはそれぞれの理念で行動し、衝突し、成長していく。エリートと下っ端、障害物と援助者、善と悪さえ入れ替わる。すべてはつながっている。本当にそう思える物語だった。

シリーズは大きく2つに分けられる。デブリ屋として働く「現状」パートと、フォン・ブラウン号に乗船するまでを描く「理想」パートだ。両者の境界にあるのが第16話『イグニッション』。よいタイトルに、よいエピソードだった。

社会人に見てほしいアニメシリーズだ。

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