[Edit]
[レビュー2003年10月09日に発表された 

白い巨塔 (2003年版・全21話)

Shiroi Kyotou

むしろ里見の異常さが印象的だった

山崎豊子原作の同名小説4度目のテレビドラマ化。私にとっては最初の遭遇。
いやぁ、おもしろいねぇ! 病院の腐敗も衝撃的だが、やはり財前(唐沢寿明)と里見(江口洋介)から目を離せない。野心家の財前より、正義をためらわない里見の方が特殊に見える。奥さんが心配するのも無理はない。財前は、そんな里見にあこがれ、焦っていたのだろうか。

「僕に不安はないよ。ただ...すまん。ただ...無念だ」

財前の懺悔が心に刺さる。財前の魂は、里見によって救われたのか。
感動的なシーンだが、正妻と愛妾はどうなるのか? なにか言葉を遺してやればよかったのに。いまわの際でも里見のことばかり。金も権力も女も眼中ないのか。妬けちゃうぜ。
いろんな視点で楽しめるテレビドラマだった。

Share

Next