レビュー  1999年11月24日  に発表された 

トイ・ストーリー2
Toy Story 2

5ツ星

トイ・ストーリーに「完成」はない

ウッディのプレミアム価値が判明し、オモチャとしてのアイデンティティが揺らぐ。そんな中、たよりになるのは、前作で頭コチコチだったバズだ。あの冒険を経て、じつに素晴らしい仲間になっていた。
助けたり、助けられたり。彼らの活躍を見ていると胸が熱く、そして温かくなる。

優しそうな金鉱堀りのプロスペクターが、じつはいちばん悲しんでいたことが明らかになって、胸がつぶれそうになった。
物語はどんどん進んでいくが、心の中では迷っていた。アンディの家で遊んでもらうのと、博物館に飾られることでは、どっちが幸せなのだろう?
明確な答えなどありはしない。オモチャはただ信じるのみで、持ち主の子どもが答えを出すのだ。それがわかったとき、ほろりと泣けた。

これほど楽しい続編が作られるとは思わなかった。
前作で「完成した」と思ったのは、浅はかだった。ディズニーランドと同じで、トイ・ストーリーに「完成」はない。この物語の続きは、世界中の子どもたちの部屋で上映されるだろう。

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