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[レビュー1977年02月02日に発表された 

快傑ズバット (全32話)

Kaiketsu Zubat

変身せずとも最強!

「キザ」という言葉では形容しきれないほど強引で、独善的な物言い。つねにカメラ目線。なにをやらせても日本一。異常なまでの自己顕示欲。友人の仇を討つと言いながら、まったく捜査せず、行く先々で出くわす悪党をぶちのめしたら、いつの間にかラスボスにたどり着いてしまう強運。すべてにおいて完璧すぎる。

なにをやらせても日本一だから、変身しなくても強い。変身するのは、どうやっても脱出できないときだけ。変身しても、どうやって脱出できたかは不明だが、「人呼んで、さすらいのヒーロー!」と名乗られてはどうしようもない。
悪党にも美学があったり、逆にみっともなく命乞いするところも痛快。なんというか、人間的なんだよね。そんな悪党どもを情け容赦なくぶちのめすズバットも、命までは取らない。勧善懲悪では言い表せないロマンがあった。

続編もリメイクも不可能なヒーロー。それが怪傑ズバットである。

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