レビュー  2003年01月26日  に発表された 

仮面ライダー555(ファイズ) (全50話)
Kamen Rider 555

4ツ星

広がる矛盾の中、小さな地球(ほし)の話をしよう

人間 vs オルフェノク──。次世代の種を賭けた戦いは、オルフェノクの自滅で幕を閉じた。オルフェノクにせよ、ライダーにせよ、力に溺れた者はすべからく破滅した。因果応報のストーリー構成は、よくできている。
巧 vs 木場──。意に反してオルフェノクとなり、運命に翻弄された2人の青年。自暴自棄だった巧が夢を取り戻し、理想を求めた木場が独裁に走ったのは皮肉だ。その対比は明瞭ではないが、白と黒に分けられないのが人間である。ここもよくできてる。

全体的には素晴らしいのだが、矛盾が多かったのも事実。流星塾でなにがあったのか、地下に埋まった校舎、ライダーの存在理由、スマートブレイン社の目的、オルフェノクの「王」......。ナゾの多くは明かされたけど、引っ張りすぎだよ。
個人的には、スマートレディの正体が気になって仕方ない。彼女こそは、すべてのナゾを解く鍵だと信じていたのに。

好きな作品だから、アラは無視したい。しかし叶うなら、きちっと作り直してほしい。序盤のロードムービーが好きだったから、あの雰囲気でリメイクしてくれないかなぁ。でも役者さんは変えてほしくないから、叶うべくもないか。


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仮面ライダー555(ファイズ) (全50話)