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[レビュー2004年04月16日に発表された 

霊感バスガイド事件簿 (全10話)

Midnight Ghost Tour / Reikan Bus Guide Jikenbo

設定に無理があった、のか?

ほどよく心霊スポットが見つかって、そこへのバスツアーが開催可能で、いやがるバスガイドが説得され、乗客が集まって、その中に事件の関係者が混じっていて、ツアーの最中に事件が解決して、乗客をはじめ世間に好意的に受け止められる。
スペシャル番組ならいいけど、10回も連続させると無茶が目立つ。これは原作や設定の問題ではなく、演出やシリーズ構成の不備に思える。

主人公は心霊現象で金儲けすることに反対するが、毎度毎度、押し切られてしまう。原作小説では「流されやすい」「運命を受け入れる」タイプらしいが、ドラマから受ける印象は、人間の醜悪さだ。
色と欲にまみれた社長、自意識過剰の企画、口先ばっかりの運転手、日和見の経理。バスガイドの霊能力にたよっているのに、下僕のようにこき使っている。彼らは心霊現象を認めていながら、自分たちは安全だと思い込んでいる。卑劣だ。

幽霊とふつうに会話できて、物理的接触も可能って世界観に驚いた。また幽霊も自分を殺した犯人を知らないときてる。死ぬってなんだろうね? こんな幽霊化なら、死ぬのも悪くなさそうだ。

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