NHK大河ドラマ 独眼竜政宗 【全50話】

Dokuganryu Masamune

「心の目で見ちょる!」

放映当時16歳。伊達政宗をほとんど知らずに、親父と一緒に毎回見ていた。たぶん最初から最後まで見た最初のNHK大河ドラマ。それまでなかった斬新な演出が多かったそうだが、私にとっては本作こそが、あるいは本作のみがNHK大河ドラマである。

伊達政宗は、信長のように天下統一を成し遂げたわけでも、秀吉のように底辺から出世するわけでもない。支配階級に生まれたが、権力をつかむのは容易ではなかったし、おのれの才覚で伊達藩を反映させるものの、天下に躍り出るには時を逸していた。
できること、できないことの狭間で全力で生き、円熟して老いていく姿がかっこよかった。

本屋で背広姿の政宗(=渡辺謙)の写真を見たときは、電流が走ったね。戦国武将の物語が、現代にも通じる人間ドラマだと理解できたとき、私の中で過去の偉人たちへの興味が開花したよ。

2004年に仙台旅行して、伊達政宗ゆかりの場所を訪ね歩いた。歴史を知ると、現代も楽しくなる。いろんな意味で、大きなものを与えてくれた作品だった。

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