レビュー  1980年02月02日  に発表された 

電子戦隊デンジマン (全51話)
Denshi Sentai Denjiman

5ツ星

マネしたくなるヒーローだった

私にとって、スーパー戦隊シリーズの元祖はゴレンジャーでもバトルフィーバーJでもなく、デンジマンである。ここにすべてがある。デンジマンこそが、究極至高の戦隊ヒーローであると確信する。

こぶしを付き合わせて巨大化するデンジパンチ、足踏みして飛んでいくデンジジャンプは、子どもがマネしやすいアクションだった。子どもは見るだけじゃなく、マネして楽しいヒーローが好きなのだ。
当時の特撮は、ビデオ合成もCGもないから、体当たりアクションの連続。ゆえにマネできる余地があったんだね。

いま見ると、めちゃめちゃ強引なエピソードが多い。
食べると色覚を失うハンバーカー(バーガーではない)が出てくる第10話が強烈だった。ヘドラー将軍みずから小学生にハンバーカーを売り歩き、うっかりブルーが食べて、凶暴になってしまう展開は最高だった。
ヒーローはただカッコイイだけじゃなく、ベーダー一族もただ恐ろしいだけじゃない。妙にユーモラスで、それでいてコメディじゃない。絶妙のバランスだった。

そういえば、私はこの番組で「ヘドロ」という言葉を学んだ。ヘドロは恐ろしい汚染物質であるという認識は、環境問題を考えるキッカケとなった。そういう意味でも、素晴らしい作品だったと思う。

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電子戦隊デンジマン (全51話)