レビュー  1967年12月23日  に発表された 

網走番外地 吹雪の斗争
Abashiri Prison: Duel in Snow Storm

3ツ星

日本の西部劇

「網走番外地」シリーズ第10作目。網走監獄の収監、脱獄、そして復讐を果たすまでを描いている。10作目のはずだが、まるでビギジングのようなストーリー。毎回設定がリセットされていることがわかる。

場面が変わると登場人物が増え、過去が追記されていく。まるで撮影しながらストーリーを考えているようだが、最後は意外なほどまとまって、爽快感がある。不思議な味わいだ。

脱獄や復讐というテーマがはっきりしてるから、シーンごとの緊迫感も高い。牢屋を制圧したり、棺に入って脱獄するシーンはハラハラした。ナイフ使いの轟もキャラが立っている。いまさらだけど、このシリーズは日本の西部劇なんだね。拳銃とナイフの対決シーンで理解できた。

型通りの展開と型破りな展開が、うまい具合に混ざっている。先が読めるといえば読めるし、読めないといえば読めない。私は計算されたストーリーが好きなので、この映画を楽しんでしまう自分に驚いている。映画は奥が深い。

 Googleで「網走番外地 吹雪の斗争」を検索する
 Wikipediaで「網走番外地 吹雪の斗争」を検索する
 IMDBで「Abashiri Prison: Duel in Snow Storm」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B00061QW2S
思考回廊 レビュー
網走番外地 吹雪の斗争