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[レビュー2002年12月30日に発表された 

スーパーサイズ・ミー

Super Size Me

30日間のマック漬けプロットをどう評価するか

この作品のキモは、30日間のマック漬けにある。予告編も、「マックの食い過ぎで体調を崩し、実験を中止するよう医者に指摘されるシーン」で終わっている。だから、どうしても注意は「それで、どうなったのか?」に向いてしまう。
多くの視聴者は、「死なないにしても、相当に悲惨な結果」を期待する。そして、この期待を心地よく裏切ってもらえることを期待する。
こういう目で作品を見ると、いまひとつ盛り上がれない。
ドキュメンタリーなのだから仕方がないと言えばそれまでだが、だとすれば客寄せプロットに頼りすぎていると思う。30日間、マックを食い続けた。「それで、どうなったのか?」の答えを作品中盤にもってきて、残りを解毒・回復や、原因究明に当てるといった工夫が欲しかった。

テーマはいい。演出が物足りない。
しかしそれでも、肥満が気になる人にはオススメしたい作品だ。

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