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[レビュー1986年07月02日に発表された 

ゴーストハンターズ

Big Trouble in Little China

どんなピンチも見てから反応するぜ!

タイトルから本職の退魔師モノと思った自分がなつかしい。主人公(カート・ラッセル)はしがないトラック運転手で、知恵も技術もなく、ただ反射神経だけでピンチを乗り越えていく。反射神経だから、自分から仕掛けるのはまるで駄目。しかし問題が起こってからの生存率はピカイチ。その行き当たりばったり感がたまらない。

ラストは圧巻。観客はもちろん、その場にいた登場人物も、そして倒されたラスボスさえ、なにが起こったかわからないだろう。主人公も自分に酔っていて、言葉が通じない。それでいいのかよ。本来なら怒るところだが、なんだか許せてしまうから不思議だ。
しかし考えてみると、これ以外のラストはありえない。なぜって主人公は、反射しているだけだから。

最後まで破綻しない、あるいは破綻することさえ楽しめる、傑作オカルトアクション映画だった。

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