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[レビュー1999年03月06日に発表された 

ドラえもん(20) のび太の宇宙漂流記

Doraemon: Nobita Drifts in the Universe

ユグドの樹が怖い

ユグドの樹はリアンの母の姿を借りて、敵を倒せと神託を下す。すると300年も戦いを避けてきた銀河漂流船団は、心をひとつに立ち上がる。これって、なんか怖くない? アンゴルモアも声だけとはいえリアンの母をまねている。ユグドの樹の下に現れたものが霊体だったとは言い切れない。
アンゴルモアはなんだったのか? ドラえもんの推測通り、「みんなの心に潜む悪意の固まり」だとすれば、反対のものがあってもおかしくない。
ユグドの実でのび太たちを呼び寄せ、アンゴルモアをやっつけた。そして銀河漂流船団は、地球へ移民せずに去っていく。すべてがユグドの樹の意志だったと考えるとおもしろい。まぁ、考えすぎだけど。

ふつうの目で見ると、フレイヤがよかった。リアンのために尽くし、裏切り、そして還ってくる。ただのマスコットではない芯の強さ、女性らしさを感じる。そんな彼女を、リアンは「新しい仲間を紹介します」と言って迎え入れる。新しい仲間だから、昔のことは言いっこなし。かっこいい。

テキオー灯ではなく、宇宙クリームだったのは違和感があるが、フエルミラー×ビッグライト×ひらりマントの組み合わせはよかったね。
エンドロールでSPPEDの『季節がいく時』が流れたときはたまげた。これって、ドラえもんの主題歌だったのか。イメージに合わないけど、芝山努監督直筆の20周年記念プレートはよかった。


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