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[レビュー2005年07月03日に発表された 

ぱにぽにだっしゅ! (全25話)

Pani Poni Dash!

いい意味で、意味のないアニメ

先にDVD特典を見てナンジャラホイと思ったので本編を観賞したのだが......やはりナンジャラホイだった。なんらかのストーリーがあると思っていた時期がなつかしい。

ゆるーい女子高校生の日常を描くところは『あずまんが大王』の系譜にあるが、アニメや漫画のパロディと不条理ギャグを盛り込んでいる。次から次へと出てくるパロディ演出は、どれほど理解されているのだろう? このジャンルはそこそこ詳しいと自負する私でさえ、「どこかで見たな」「あれ、なんだっけ?」と思い出せないネタが多い。
パロディはあんまり好きじゃないが、これだけ大量だと痛快だ。深夜アニメならではの挑戦かもしれない。

アニメの演出も冴えてる。登場人物がやたら多いのに、ていねいに執拗に描かれるので、なんとなく覚えてしまう。動くシーンはデフォルメで済ませ、止め絵は最大クオリティで仕上げる。手抜きっぽく見えるが、ゲームや舞台劇のような演出など、さまざまな趣向も凝らしている。アニメには、まだ多くの可能性があったんだな。あと歌がいいね。『黄色いバカンス』や『少女Q』は耳に残る。
私はすでに『絶望先生』や『化物語』を見ているので、その源流を知ったような気がする。

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