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[レビュー1985年10月12日に発表された 

ゲゲゲの鬼太郎 (第3期/80's・全108話)

Kitarou of GEGEGE

鬼太郎をヒーローに仕立てた第3期

第1期(1968年)や第2期(1971年)の鬼太郎も知らないわけではないが、ちゃんと見たのは第3期から。当時14歳かぁ。おどろおどろしいイメージは払拭され、近代的で、洗練されたヒーローとして生まれ変わった鬼太郎。ユメコちゃんが人間界と妖怪をつなぐ橋となり、鬼太郎がぐぐっと身近な存在になった。第3期の鬼太郎のイメージが強かったから、2009年に『墓場鬼太郎』を見たときはショックが大きかった。

考えてみると、第3期のコンセプトは自虐的だ。人間は傲慢な生き物で、自然界や妖怪に多大な迷惑をかけている。その反省を迫るエピソードが多数を占めていた。いま思うと、妖怪を弱いものとして扱うことこそ人間の思い上がりに見えるが、当時は新鮮な視点だった。

第4期(1996年)、第4期(2007年)はよく見てないんだけど、おそらく第3期がもっとも広い層に親しまれるシリーズだったと思う。

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