チェーン・リアクション Chain Reaction

1996年 外国映画 3ツ星 SF

よくあるアクションだけど、おもしろかった

あらすじを読んだだけで、ラストまでの展開が読めてしまう。それでもテンポがいいので、飽きずに見ることができた。わかっていても興奮してしまうのが、ハリウッド映画のアクションだね。

しかしリアリティは乏しい。水素の燃焼と言うけど、どういう原理なんだろう。敵組織は怖いと言うより、まぬけ。キアヌは表情が少なく、ポリシーを感じない。それはモーガン・フリーマンも同じ。世界を変えるべきか否か、あるいはどう変えていくか。もっと思想の対立があってもよかったのではないか?

それはそれとして、原油価格が高騰した現在(2007年)に見ると印象が変わるね。現実でも、シズマドライブが発明されないだろうか。

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