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[レビュー2005年11月29日に発表された 

ALWAYS 三丁目の夕日

Always - Sunset on Third Street

「昔はよかったな~」と錯覚させるための箱庭世界

再現された昭和33年(1958年)の情景はすごい。すごいんだけど、それだけ。ストーリー的に見るべき点はまったくない。それっぽい人情シーンを寄せ集めただけで、映画になってないよ。

過去が、まるで異世界のように描かれているのも違和感がある。
あの時代にはあの時代のよさはあっただろうけど、苦しさもあったわけで、無批判に絶賛する姿勢は受け入れがたい。だから、すべてが嘘っぽい。もし私が迷い込んだら、タイムスリップしたのではなく、宇宙人の実験場に連れてこられたと思うだろうな。

ただ、夕陽のイメージは素晴らしかった。
あんな気持ちで夕陽を見たことはないな。

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