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[レビュー2005年11月19日に発表された 

大停電の夜に

Until the Lights Come Back

大停電なのに、大災害じゃないとは

大停電によって、思わぬところで人と人が出会い、さまざまな発見がある。明瞭なオチはないのは、彼らが生きているから。ドラマの描き方に不満はないが、大停電という特殊な舞台が大きく足を引っ張っている。
途方もない大災害なのに、混乱したのは序盤だけ。中盤以降のおだやかなムードは不自然に見えてしまう。大停電のインパクトが大きすぎて、わずかな状況説明ではクールダウンできない。

大都市全体を舞台にしたグランドホテル方式のドラマ。しかし内容的には、停電したホテルでも、沖合で立ち往生した客船でもよかった。ディザスタームービーじゃないことは重々承知しているが、それでも状況設定に無理があったと思わざるを得ない。

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