レビュー  2006年02月09日  に発表された 

天守物語 / 怪 -ayakashi- (第5-8話)
Goddess of the Dark Tower - Ayakashi / Samurai Horror Tales

3ツ星

優柔不断は罪

忘れ神は純真すぎて、その冷酷さとは裏腹に、どんどん破滅に向かっていく。その元凶は、イケメン鷹匠の図書之助。彼のどっちつかずの態度が、双方の世界を混乱させ、よけいな悲劇を増やしている。女や世界を乗り換えるなら、きちんと未練を断ってくれよ。大した覚悟もなく、浮ついた言葉を並べる彼は、まぎれもなく「人間」だ。
そして同じくらい「人間」らしいのが藩主。彼をもうちょっとリアルに描けば、だいぶ印象が変わったと思う。そんな藩主の命令に、唯々諾々と従う武士たちもまた、醜悪な存在と言えるかもしれない。

ラストは納得しがたい。なんとなくハッピーエンドっぽいが、図書之助にその資格はないだろう。原作の『天守物語』は未読だが、どのくらい共通項があるのだろう。

 Googleで「天守物語 / 怪 -ayakashi- 」を検索する
 Wikipediaで「天守物語 / 怪 -ayakashi- 」を検索する
 IMDBで「Goddess of the Dark Tower - Ayakashi / Samurai Horror Tales」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B000EULVMW
思考回廊 レビュー
天守物語 / 怪 -ayakashi- (第5-8話)