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[レビュー1993年12月17日に発表された 

生きてこそ

Alive

異常事態になれてしまう姿が生々しい

墜落した彼らのみをクローズアップして、救出隊の努力や家族の心配はいっさい出てこない。観客は、彼らの視点で驚き、恐れ、悩み、決断する。そこまでは止めようもなかったし、内心では仕方がないと思っていた。
しかし時間が経って、墜落した飛行機の近くで「生活」している姿が映ると、複雑な気持ちになる。あれほどの禁忌にも、人はなれてしまうのか。であればこそ、禁忌を破ってはならないのだと思った。

ラストが生還ではなく救出だったら、どうなっていただろう?
救出隊はそのとき、なにを見るだろうか。

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